アラサー女子社会人が民間企業から公務員転職に挑戦した記録

アラサーに突入後、民間企業から公務員への転職に挑戦した結果、最終合格しました。その記録です。

女性が民間企業から公務員に転職するメリット。アラサーのわたしが実際に受験して感じたこと。

民間企業から公務員転職を検討する方の中には
女性も多いのではないでしょうか。
わたしも転職を検討していましたし、筆記試験や面接の場でも半数程度は女性でした。

では、実際にはどうなのでしょうか。
平成28年度の特別区経験者採用2級職を例にすると、最終合格者171名のうち、なんと86名が女性です。
その他の年でも約半数が女性であることからも公務員への転職に魅力を感じている女性が多いのでしょう。



女性でも仕事を続けられる環境がある

面接では受験者1名に対して面接官3名の場合が多かったのですが、特別区も東京都も3名のうち必ず1名は女性でした。
それだけ面接官を引き受けられるような高い地位にある女性が多いのでしょう。

わたしの働く民間企業では女性の管理職が増えてきたとはいえ、まだまだ少数です。
ましてや産休・育休を取得すると、どうしても出世街道からは外れてしまいます。
国をあげて女性活躍を推進しているとはいえ、利益を最優先にしなければいけない民間企業にとって、女性の管理職を増やす壁は厚いと感じています。

しかし、公務員であれば民間企業よりも女性の出世がしやすいのでは、と感じています。
女性活躍を推進している行政の立場では、民間企業の見本となる必要があるためです。
長く、責任ある仕事をしたいと考える女性にとっては良い職場なのでしょう。

女性ならではの視点を活かせる部署がある

行政の仕事は多岐に渡ります。
そのなかでも女性ならではの視点が重要になってくる部署があります。
例えば子育て支援などです。
もちろん女性だけではなく、男性にも必要な部門ではありますが、現実的に子育てを担っているのは男性よりも女性の場合が多いのではないでしょうか。
また、女性の悩みは女性にしか話したくない、分からないこともありますよね。
行政機関に女性がいることでそういった女性の手助けをすることが出来ます。

面接での不利を感じない

面接を通して将来のプライベートなこと(結婚・妊娠など)を聞かれることは一度もありませんでした。
わたしは民間企業への転職活動も経験しましたが、民間企業ではそういった部分を直接的に聞いてくることもありました。
20代後半の女性であればそういった部分を気にされるのは仕方のないことだと頭では理解していましたが、なんとも言えないもどかしい気持ちになったのは事実です。
その点、公務員試験中はそういった扱いを受けたことは無く、20代後半の年齢でも合格まですることが出来ました。
差別がなく安心して受験できる部分はとても魅力的でした。

女性でも大丈夫です!安心して転職を目指してください

男性でも女性でも関係なく、安心して受験できるのが公務員試験のいいところ。
安心して受験のための対策に励んでください。